外山滋比古 思考の整理学

・ただせっせと本を読んでいると、大変な勉強家でありながら全く仕事をなさない人間になりかねない。とにかく書いてみる(やってみる)ということが必要だ。
・情報を集めるだけでなく、情報を捨てることにも技術がいる。
・他人のアイデアも自分のアイデアもかならずほめること。的確な批評をするが否定するような人にはなってはならないし、近づくべきではない。
・いい考えがうかんだら、めったなことでは口にしてはいけない。ひとりであたためて、寝させておいて、純化を待つのが賢明。篭城することの良さは自分のアイデアを他人に評価されないこと。アイデアの若芽を摘まずに、寝かせておくことができること。篭城の怖さは、煮詰まってしまってひとりで悩んでしまうこと。まわりに苦しんでいるひとがいることは自分にとっていい薬になる。
・「できる」と暗示をかける。  
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